昨日の夕刊で気になったことがありました。『SAYURI』のレビューだったのですが、そこに「島原の花魁道中の様な絢爛さ」という表現があったのです。これ、どこがおかしいか皆さん分かりますか?
京都の島原に花魁は居ません。今も昔も島原にいるのは「大夫」さんです。位を持っていて、赤を許され、宮中に参内できるのは大夫さんです。故に矜持も高いです。江戸吉原の花魁と京都島原の大夫は違います。
そんな細かいことはどうでもいいと感じられるかもしれませんが、私はこれが新聞という公共性の高いものに載っていたのが許し難いと思います。誤情報を多数の人に植え付けることになるのです。書き手はもっと責任をもって書いて欲しいものです。
かく言う私も無知な人間なのであまり偉そうな事は言えた義理ではないのですが。
京都の島原に花魁は居ません。今も昔も島原にいるのは「大夫」さんです。位を持っていて、赤を許され、宮中に参内できるのは大夫さんです。故に矜持も高いです。江戸吉原の花魁と京都島原の大夫は違います。
そんな細かいことはどうでもいいと感じられるかもしれませんが、私はこれが新聞という公共性の高いものに載っていたのが許し難いと思います。誤情報を多数の人に植え付けることになるのです。書き手はもっと責任をもって書いて欲しいものです。
かく言う私も無知な人間なのであまり偉そうな事は言えた義理ではないのですが。
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